9月22日(金)、三重県立久居農林高等学校(以下「久居農林高校」)の吉川校長、環境保全コースと土木・機械コースの生徒さん、担任教諭ら14名が本学を訪問しました。
この度の訪問は、本学の地域共創展開センター「神事・産業用大麻研究プロジェクト」において本学と久居農林高校が連携して進めている大麻栽培用の播種機と中耕機の複製と改良の取組みの一環によるもので、本学からは諏訪部地域イノベーション学研究科教授、副リーダーの伴生物資源学研究科准教授、栽培体系確立担当の長屋生物資源学研究科准教授、齋藤生物資源学研究科学習アドバイザーが出席し、また、この取組みにご協力いただいている株式会社伊勢麻代表取締役社長の谷川原氏にも同席いただきました。

はじめに、諏訪部教授から日本における大麻の取扱い等について説明があり、説明の最後に違法なものには絶対に関わらないよう注意喚起がなされました。続いて、谷川原氏から播種機や中耕機の使用方法と複製・改良にあたってのポイントについて動画を用いながら説明があり、実際にこれから複製・改良に取り組む生徒さんたちは、熱心に説明を聞いていました。

参加した生徒の一人は、「大麻には違法薬物のイメージしかなかったが、ひとくちに大麻と言っても種によって成分が異なり、色んなところで使われていることを初めて知った。違法薬物は絶対にいけないことだが、自分たちの取組みが農家さんの役に立ち、日本の伝統を守ることにつながると思うとわくわくする。」と感想を述べていました。


久居農林高校の生徒に説明をする諏訪部教授


谷川原氏による播種機・中耕機の説明

生物資源学部校舎を背景に記念撮影

 

<関係記事>
神事・産業用大麻研究における久居農林高校との連携について

神事・産業用大麻研究における久居農林高校との連携について

地域共創展開センター 神事・産業用大麻研究プロジェクト紹介ページ

神事・産業用大麻研究プロジェクト